2018.04.26 Thursday
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Blacksmith? 鍛冶屋の独り言
2014.06.16 Monday
石と鉄
ここ一週間は体調を崩し、何ともいまいちな毎日。
厄年だからでしょうか?なんだか回復も鈍いようなきがします。 先週末からようやく動けるようになってきたけど、 4日も寝込むと仕事が詰まっちゃって、、独り辛い。。。 休日は病気と怪我のときだけ、、なんだかいい天気だし、海にでもいきたいな〜〜 さて、話かわって、ちょうど10年前になりますでしょうか? 鍛治工房として独立するにあたり、御影石の産地、笠間の稲田という 石の町にやってきました。 石工を引退した年配の方々が工場をのぞいては、懐かしいといっていきます。 超硬チップのついた道具がでるまでは 石をたたくハンマーやノミは、毎朝道具に焼きを入れてから 仕事に向かったそうなのです。 しかしそれが仕事前の早朝、暗いうちから行われる弟子たちの仕事だったため、 「二度とやりたくない」なんて声もちらほら、、、。 石工と鍛冶屋がこんなに密接だったとはここに来るまで知らなかったし 石の町に工場を構えることになったこと、イベントなんかにも誘ってもらえるようにのも何かの縁かなとも思う。 石加工の機械化がすすんだり、超硬チップのついた道具が主流のなか、 昔のように道具を焼き入れしてから、ノミで石をうつ仕事を復活したいという石屋さんから、 ノミを焼き入れするのに使うハシを造ってほしいというおはなしをいただいたので、作ってみました。 もともと、この工房も石屋さんの使わなくなった工場を借り、 リフォームして鍛治工房にしました。その時ゴロゴロと 石工の道具がでてきて、それをとっておいたのですが、その中に、 先の折れたマルノミがありまして、きっと昔の石工は、こういうのを毎朝叩いて いたのだろうと、、。 今回はこのマルノミをつかむハシを製作することにしました。 もともと鍛冶でもハシはよく使うし、これを上手に作って一人前 みたいな所がある?かな? 鍛冶工房に見学にいくと、その工房でよく使われている材料を もちやすいようにカスタムされた、その工房の色みたいなのがあって、 統一されたスタイルはないように思われ、はたして自分の作るハシが正解かどうか、、。 そういえばそんなにこだわったことがない部分でもあります。。 しかし、、 こうやって文字にするとき、自信がないことは敬語がおおくなる癖があるな! 、、まあ兎に角、ハシは道具。使う物の要点をつかめば それが正解じゃないかと開き直ってみます。。 同じ物を2個つくります。 形をととのえます。 さっと完成します。もともとハシは、使いたい時に欲しい形の物をさっと作る。 そんなに時間をかけちゃいけません。。と、おもっております。。。 ちょっと叩きでハンマーがばらついてるのは、病み上がりだから、ということにしておこう。 2014.06.02 Monday
手燭できました。
暑い。参ります。。 くさくさしてきそうなので先日は海へ。 水温と気温の違いのせいか、ドライスーツ、5ミリ、3ミリ、 まだブーツはいてる人、もうシーガルの人。 お前寒くねーの?暑いだろそれ!的な沈黙のやりとりが 波待の時に繰り広げられていたと感じたのは、俺だけではないはず。。 俺は5ミリで暑かった。失敗した。 今回で4回にわったって引っ張ってきた 手燭もいよいよ完成です。 後ろからリベットをたたいて固定するにあたり、、 蝋燭の針をいためないようにリベットをうつため、こんな道具を作りました。 完成ー。いい感じだー。 仕上は漆の焼き付け。 漆は必ずかぶれるので、今回は完全防備。。 ゴム手袋、軍手、事務員さんがよくしてる腕にはめる黒いやつ。 顔はマスク、タオルでおおっていっきに着色。 なので、作業中の写真はありません。。。。 前回かぶれたときは手袋を脱ぐ時に左手で右手の手首を触ってしまい、 手首から、腕まで広がってしまった。。 今回は脱ぐときも最前の注意を払い、もったいないけど一回きりですべて廃棄。 よしよし、裏もいいね。 一段落したので、工場掃除〜のや先に、鉄屑をためてた一輪車が ご覧の通りで、萎えました。 今日も暑いですね。皆さん熱中症にはご注意下さい。
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